激アツなヤツら 技術&営業の「突破烈伝」
無骨な顔して奥深い、エレベーターにぞっこん。 ビルシステム部 ビルシステム課 灘口 巧之
無骨な顔して奥深い、エレベーターにぞっこん。 ビルシステム部 ビルシステム課 灘口 巧之

ゼネコンや設計事務所を訪問し、ニーズに合うエレベーターを提案。

僕が担当する商材は、エレベーター。はい、みなさんがいつも乗っているあの大きな箱です。まさか自分がエレベーターを売るとは思いもしませんでしたが、就活のときにエレベーターを販売していることを知り「あれも売り物か!?」と好奇心をそそられました。
自分が売ったエレベーターを大勢の人が利用する。その光景を夢見て入社したのですが、はじめて受注したのはまさかのホームエレベーター(笑)。営業として独り立ちして間もないときに、ポンと売れたんです。ビル用ならまだしも、家庭用のエレベーターなんて乗ったこともないし知識もない。とりあえずカタログの情報を押さえてゼネコン(工事全体の取りまとめを行う大手建設業者)のお客さまとの打合せに臨んだのですが、「緊急用の電話はネット回線でもいけますか?」「年に何回法定点検が必要ですか?」などの質問にまったく答えられませんでした。事務所に戻って調べて、図面や資料を持ち出して現場に戻って説明。事務所と現場を往復する度に「そんなことまで知らないといけないのか」と痛感しました。
そう、エレベーターって奥が深いんです。どれも四角くて同じに見えても、昇降速度や人数、用途によっていくつも種類がありますし、実は毎回オーダーメイドで設計しています。また、直接のお客さまはゼネコンさんですが、図面作成時には設計事務所さんを訪問して、エレベーター部分の図面を書かせてもらうこともあります。だから営業の僕らにも、電気や建築に関する知識が求められる。取り扱っていて飽きることがありません。もっと自分を高めて、いつかは誰もが知る建物にエレベーターを導入し、「これが俺の仕事だ」と自慢したいです。

灘口巧之
PROFILE

灘口巧之 
2017年入社 
工学部電気電子システム工学科卒

学生時代に大学院生と共同研究に取り組んだが、その際に研究よりも大学院生と話しているほうが、自分は生き生きしていることに気付き、営業の道を選ぶ。立花エレテックを選んだ決め手は人。当社のことを知っていた父親からも「あそこはいい会社」と聞かされた。エレベーターへの高い好奇心と、フットサルで鍛えたフットワークで年間80台のエレベーターを販売する。