パウダーベッド(レーザ/SLM)
3DSystems
DMP Flex 350
主な特長
DMP Flex 350は独自の真空チャンバーのコンセプトにより、アルゴンガスの費用は大きく削減されます。この結果、造形時間の短縮、高品質の部品を作成する事が出来ます。
また、3DXpertはインポート、配置、修正、最適化、設計、シミュレーション、分析、スライシング、ハッチングを行う機能が搭載されていて、使用する事で設計からプリントまでのワークフローを合理化できます。
主な仕様
製品名 | DMP Flex 350 |
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方式 | 金属粉末焼結造形 | DMS®(Direct Metal Sintering) |
パーツ材の種類 | 各種金属粉末材料 |
サポート材 | モデル材と同一 |
特徴 | 真空チャンバーにより造形時間・品質向上 |
有効造形エリア | X275 x Y275 x Z380 mm |
積層厚 | 10μm - 100μm 標準: 30 / 60 μm |
装置寸法 | W2360x D2400 x H2870 mm (3Dプリンター本体のみ) |
3DXpert
3DXpertは3D CADモデルを準備、最適化、製造できるオールインワン統合ソフトウェアです。
アディティブマニュファクチャリングワークフローのあらゆる段階を設計から後処理までサポートし、
プロセスを合理化して、迅速かつ効率的に、3D モデルから正常なプリントパーツを作成します。
使用可能材料
LaserForm Ti Gr1 (A)
LaserForm Ti Gr23 (A)
LaserForm Ti Gr5 (A)
LaserForm 316L(A)
LaserForm 17-4PH (A)
LaserForm Ni718 (A)
LaserForm Ni625 (A)
LaserForm AlSi10Mg (A)
LaserForm AlSi7Mg0.6(A)
LaserForm
CoCrF75
LaserForm
Maraging Steel
VELO3D
「不可能」を「可能」に変える
デジタル造形。
Velo 3Dは、「不可能」を「可能」に変えたいという想いを持つお客様に向けて、
業界をリードする革新的なデジタル製造技術を提供しています。
IntelligentFusion™を搭載したSapphire®により、
設計・製造プロセス全体にわたってデジタル情報を活用することができ、
お客様は従来に比べて半分以下の時間とコストで、
これまでにない高い品質と 完全なトレーサビリティを合わせもつ部品を製造することができます
Velo3Dは、数多くの独自性をもった金属AMプリンター、
Sapphireを皆様に提供することで、これまで製造業のあり方を根底から変革します。
Velo3Dが貴社のお困りごとをひとつひとつ解決いたします。
ぜひ大陽日酸までお問い合わせください
VeLo3D独自のプレプリントソフトウェアFlowは、CADの設計データを直接取り込むことが可能で、品質とコストの両面から部品の造形プロセスを最適化することができます。造形プロセス最適化後、Flowは部品データを基に細かくプロセスフローを作成します。この工程において部品形状を自動認識し、20を超えるプロセスレシピのライブラリから最適化されたパラメーターセットを割り当て、提案してくれます。
Velo3DのSapphire®は、複雑な形状の造形でもサポートを大幅に削減できる次世代型のPBF方式金属3Dプリンタです。Sapphire®には、造形物を監視するセンサー類とボタン一つで完了するキャリブレーション機能が搭載されています。造形サイズは直径315mmx高さ400mm空間をフルに活かすデュアル1kWレーザーにより、幅広いアプリケーションを実現することができます。
VELO3D独自の品質管理ソフトAssureは、1レイヤー目の造形前から品質モニタリングを開始、「造形開始前チェック」で各種の重要なパラメータを仕様どおり確認します。Assureは造形中こうしたパラメータを監視し続け、各レイヤーにおける潜在的な欠陥をリアルタイムで予測し、造形パーツの品質を保証します。またレイヤーごとの校正および造形結果をレポートとして自動的に出力してくれます。
Assureによって実際に確認・校正される内容(一部)
(ワンクリックで調整可能)
(装置本体の準備完了確認)
パウダベッドの状態を確認(ハイトマッパー)
(デュアル1kW レーザーの位置を常時補正)
状態確認と欠陥予測
(リアルタイム)
インパクトの大きな部品の選定
- 高付加価値のアセンブリ
- 既存の製品 一年以内に製造開始される
- 中程度~大量生産される(年間に数十~数千個)
- 生産設備が高額で準備に時間がかかる
Sapphireの主な仕様
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アルミニウムF357、インコネルIN718、ハステロイ C22、ハステロイ X、チタン 6Al-4Vに対応
その他の金属類はお問合せください。
造形エリア | Φ315mm×400mm |
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最小部品肉厚 | 0.2mm |
後処理前の表面粗度 | Ra=2-12 |
精度 | ±0.05mm(小型部品)、±0.2%(大型部品) |
アプリケーション事例
サポートレス造形
従来の金属AMにおける最大の問題点は、 造形される部品の95%がサポート構造を必要とすることです。 容易に後処理できる場合は部品の性能に影響を与えませんが、精緻・精密な部品では サポートの除去は不可能に近くなります。このような場合、複雑な作業が積み重なり、 コストの増加に加えて品質管理が煩雑になり、AMでの大量生産は難しくなります。
ローアングルでの造形が可能に
従来の金属AM造形、特に45度以下のローアングルの部品 では、ビルドプレートに固定したり、熱を逃がしたりするためにサポートが必要でした。しかし現実には、このような形状は、部品内部まで工具が届かず、サポート除去が極めて困難になります。Velo3Dの最大ゼロ度造形によって、金属AM技術が試作の域を脱して実際の製造に移ることを可能としました。
大きな内径のマニホールドが造形可能に
大きな開口部をサポートレス、高品質な表面仕上げで、設計どおりの精密さで造形することができれば、他部品と連結する部品を金属AMで製作することが容易になります。VELO3Dの最大の特長である「サポートレス」―Sapphireによる非接触式リコーターを実現させます。Flowによるプロセスシミュレーションや造形部位に応じた個別処理、Assureによるクローズドループメルトプール制御―これらすべてを複合的に組み合わせること、Velo3Dは造形物内部のサポートを大きく削減することができたのです。
高アスペクト比の熱交換を造形可能に
熱交換機などの部品には、高さはあるが非常に薄いという高アスペクト比構造がよく見られます。効率的な熱伝達のために、表面が大きく薄肉に設計されているのです。従来の金属AM技術えは、こうした形状はPowder Badの表面を均一にするリコーター造形途中の製品に接触するため、造形が非常に難しいとされてきました。
自由度の高い造形が可能に
Velo3Dは、究極の金属3Dプリンタを目指します。これからの部品は造形空間(パウダーベット)宙に浮いた状態で造形されます。ビルドプレートに固定する必要がないため、設計の自由度が極めて高くなります。この手法を「フリーフローティング」と呼んでいます。
Sapphireの特徴を活かした造形事例
従来の製造方法と比較して、40倍以上の効率性、10倍以上の出力密度、50%の軽量化を実現したマイクロタービン
TRUMPF
TruPrint 1000
主な特長
TruPrint 1000は従来品よりスリムながら造形品質は更に向上し、設置がより容易になりました。
従来工法では加工できなかった複雑形状もワンプロセスで加工できる、コンパクトで高品質のパウダーベッド方式金属3Dプリンターです。
各種金属を積層造形することで、あらゆる工業製品を完成品として製造することができます。
主な仕様
造形サイズ | φ 100 mm × 100 mm |
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レーザー出力 | 200 W(×2 オプション) |
ビーム径 | φ 55 μm(φ 80 μm オプション) |
アプリケーション事例
通信衛星パーツ
(材料:アルミ)
バーナーヘッド
(材料:インコネル)
射出成形金型
(材料:工具鋼)
配管一体型熱交換器
(材料:ステンレス)
インプラント
(材料:チタン)
TruPrint 5000
主な特長
TruPrint 5000 Green Editionはトルンプのグリーンレーザ技術により、純銅の大型造形に対応します。
カーボンニュートラルや電動化が進む将来に向けた、パワーエレクトロニクスやオプトエレクトロニクス、電動モーター開発、そして高熱伝導性の特性を活かしたハイエンド製品向けの高性能熱交換器など、更に製造が複雑な誘導加熱コイルやコンポーネントを製造する新たな方法を実現できるようになります。
主な仕様
造形サイズ | φ 300 mm × 400 mm |
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レーザー出力 | 800 W(TruDisk 1020) |
ビーム径 | φ 200 μm |
アプリケーション事例
熱交換器
(材料:純銅)
インダクタ
(材料:純銅)
エレクトロニクス向け冷却装置
(材料:純銅)
インダクタ
(材料:純銅)