当社は、2021年9月1日に創業100周年を迎えました。周年事業の一環として、持続可能な社会の実現を目指し、「立花エレテック100周年記念の森づくり」を開始しました。大阪府が企業と森林所有者の仲介となり、森づくりを進める「大阪府アドプトフォレスト制度」を活用し、大阪府枚方市東部清掃工場の周辺自然緑地の保全活動を行っています。また、多くの人々に楽しんでもらえる里山を目指し、「なごみの里」と名付けました。活動場所である枚方市東部清掃工場は、市内でも有数の里山が残る場所ですが、手入れが不十分で荒廃が進んでいます。竹林の伐採や広葉樹の植樹によって美しい里山林を再生させ、環境保護に貢献していきます。
2021年11月27日には、伏見隆枚方市長をはじめとする枚方市の方々、大阪府中部農と緑の総合事務所の藤岡理所長、公益財団法人大阪みどりのトラスト協会の石井実会長をお招きして、桜(ソメイヨシノ)の記念植樹式を行いました。
2022年3月には125本のソメイヨシノの植樹を完了させ、中央にパーゴラ(日陰棚)、斜面に見晴らしテラスを設置予定です。その後1年かけて植樹木等の整備を行い、2023年3月の府民、市民、社員、社員家族への公開を目指します。
当社は、今後も地域社会に寄り添いながら活動を続けていきます。
枯れ木の集積や、放置された竹林の整備を進めました。
伐採した竹を粉砕し、竹チップ作りを体験しました。竹チップは土壌改良剤や、家畜の肥料などに使用されます。
なごみの里にて各代表と当社役員
(左から川南環境部長、小山副市長、大阪みどりのトラスト協会石井会長、大阪府中部農と緑の総合事務所藤岡所長、伏見枚方市長、当社役員)
市長との植樹(右から伏見枚方市長、小山副市長、渡邊社長、川南環境部長)
代表看板除幕式にて除幕の瞬間
(左から大阪府中部農と緑の総合事務所 藤岡所長、大阪みどりのトラスト協会 石井会長、渡邊社長、小山副市長)
公益社団法人関西ニュービジネス協議会事務局から当社に、「科学者・技術者講演会」への講師派遣要請があり、10月31日大阪府立四條畷高等学校に当社情報技術部の課長を派遣しました。
同校は文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されており、今般進路選択の可能性を広げてもらう目的で、1年生(361名)に向けて「科学者・技術者」を講師とする講演会が企画されました。
講師を務めた課長は、日頃技術者がどのような活動を行っているのか、「技術商社」の技術者としての「やりがい」「楽しさ」などを熱く生徒に語りました。
進路選択を控えた生徒の皆さんからは『いつから技術者になろうと思っていたのか?』『楽しさを実感したのは何か?』『アイデアはどの様な時に思い浮かぶのか?』など、活発に質問が出されました。
「人基軸経営」の名の下に、古くから人材育成に注力して来た当社は、これからの日本を背負う若者の育成に大いにお役に立ちたいと考えており、こうした社会貢献活動を今後も積極的に展開してまいります。
長期的な取り組みを覚悟しなければならないコロナウイルス感染症対策に当たる医療現場を支援するために、公益社団法人関西経済連合会が「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」を設置、その趣旨に賛同し2020年6月、500万円を寄付しました。
子ども向けの図書施設「こども本の森 中之島」に150 万円の寄付を行いました。未来を担う子どもたちへの支援を地域として行うために協賛が実現しました。
2019 年6月24日、3Dプリンターの普及促進を先導し普及拠点の整備を行ったとして、近畿経済産業局から感謝状を受領しました。
3Dものづくり普及促進会の事務局である当社は、普及の中心拠点として本社ショールームに3Dプリンターを設置。関西で新たなものづくりのムーブメントを起こす気運を大いに高めたとして評価されました。
京都の冷泉家は「小倉百人一首」の選者である藤原定家の孫、為相が初代で、代々「和歌の家」として書物と伝統を伝えてきました。冷泉家所有の国宝5件、重要文化財47件を含む数万点といわれる書物は7棟の蔵に納められてきました。しかし、1995年の阪神大震災で蔵2棟が崩れたため、2017年10月、蔵の再建費用として500万円の寄付、2020年5月には追加で100万円の寄付をしました。今後もCSR経営の一環として文化への貢献を続けていきたいと考えています。
当社では毎年、社員有志による清掃活動を実施しています。
2019年度は12月1日開催の大阪マラソンを前に、公共スペースを清掃する取り組み「大阪マラソン“クリーンUP”作戦」(大阪市主催)に参加。11月27日の始業前、有志15人が“立花ジャンパー”を着用し、本社周辺のなにわ筋や本町通りの歩道を一斉清掃しました。同行事に参加するのは今回で10回目となります。
当社は、京都市での環境出前授業を企画する団体「京のアジェンダ21フォーラム」からの依頼で講師の派遣を続けています。
2019年度は小学校での実施をはじめ、社会福祉法人やNPO法人主催のイベント内でも環境出前授業を実施しました。
LED照明、風力発電、太陽光発電についての説明のほか、ソーラーカー模型体験などの実験を行い、楽しみながら学んでもらいました。
当社では、献血を身近な社会貢献活動と位置づけ、2013年から、日本赤十字社に協力し献血活動に取り組んでいます。毎年、輸血用血液が特に不足するといわれる夏季と冬季の年2回、本社内で実施しています。
献血された血液は、輸血用血液製剤としてがん治療などに使用されています。
2019年度は、8月7日に13回目となる社内献血を実施。25人が献血しました。引き続き、献血活動を継続していきます。